テックGP その8 [出来事]
いよいよ、決戦の日。まずは、開会セレモニーから。
紹介を兼ねながら、代表のトロフィーを受け取ります。相変わらず、英語での進行でよくわかりません(汗)
競技の順番は、実技→接客の順番でした。
実技は、国内大会とやり方が違っておりました。
初めの60分で点検、残りの60分で故障診断。会場がエンジン始動不可なので、変則的なやり方でした。
まず、点検整備に取り掛かりますが、オープン競技なので見学者の数が凄い。いやな汗かきながら、
何度も深呼吸しながら進めていきます。点検項目を書いた紙を渡されて、点検し不具合あれば修理していく。
あっと言う間に、前半終了。ココでは差はつかないんじゃないかな? 問題は、次の故障診断です。
今回は、エンジンが掛からないR6が問題で、故障個所が2か所と知らされています。
ピットにボードが掲示されていて、1か所修理する度に、印がつけられていき、2か所修理完了すると、
バイクを屋外に運びだして、エンジン始動確認となるワケです。
ココで掛からなければ、入賞への道は閉ざされると言ってもいいと思います。
でも、今のマシンはダイアグノーシスを備えてますから、故障箇所は表示されるワケで…しっかり
2か所表示されておりました。勿論、それを復旧させるだけではダメでして、そこに至る点検手順を
採点されます。で、ココに落とし穴があったとは知らず…グループ最速で始動させるコトが出来ました。
いやぁ、コレは気持ち良かった。今年1番気持ち良かった瞬間でした。
それで、落とし穴とは…点検作業手順にあったようです。解答発表が無いので推測ですが。
点検手順て、マニュアルに書いてあるんですけど、1~10まで手順があるとして、順番通りに
作業していくのが良いみたい。ただ、現場としては効率優先で順番を入れ替えるコトがあるんです。
ココを外しているから、こっちを先に…みたいに。そうするコトで、早く原因箇所にたどりつけるんです。
でも、コレは競技ですから、手順通りにやる事を求められたみたいで…
その辺は、ちゃんと言っておいて欲しかったなぁ。でも、そのことを知るのは大会終了後なので、
ココでは最高の気分で、接客競技に向かいます。
説客競技も、ギャラリーが多くて…
真っ黒な人垣が出来てました。考えてみれば、日本語でやるのは僕だけですから、見られるのも
当然なのでしょう。ココでの競技は、国内大会とそう変わらない感じでした。
競技が終わり、採点を待つ間、ヤマハ楽器の修復や演奏を聴いていたんですが、まったく耳に入り
ませんでした(汗)
コミュニケータークラスと、スポーツクラス其々に発表されていきます。ココも3位からの発表で、
何故か3位が2名発表になります。一番高い場所を目指して…こんなトコで呼ばれるなよ~と
思いながら最後の優勝者の発表に…そして…
エントリーナンバー「1」 ドイツ代表の選手がコールされ、大会は終わりを告げるのでした。
5位以下の発表はありませんので、何位かはわからずじまいでしたが…
それなりに手ごたえは感じていたので、 次点くらいだと思っておきましょう。
まとめに続く。
こんにちは。
< 落とし穴
メーカーの求める正規の手順と現場の…って事ですね。
故障の完治が最終目標なら、現場の効率化もありなんでしょうが
by HIRO (2013-01-12 09:33)
この辺りが競技と実態の違う所ですね〜
顧客が、どちらの整備の方が頼もしいと感じるかは明白ですけどね♫
by まえまえ (2013-01-12 10:12)
□ ゆきママさん
nice!ありがとうございます。
by Yubo (2013-01-16 23:06)
□ HIROさん
nice!ありがとうございます。
制限時間の焦りから、ついつい効率化を考えてしまいました。
by Yubo (2013-01-16 23:10)
□ まえまえさん
nice!ありがとうございます。
競技としてやる場合、手順くらいしか差がつかないんですよね。
by Yubo (2013-01-16 23:13)
□ カズーさん
nice!ありがとうございます。
by Yubo (2013-01-16 23:14)
>でも、コレは競技ですから、手順通りにやる事を求められたみたいで…
これはよくありますよね。
会社の消防訓練でも、指先の動き、姿勢、台詞が台本通りにできたらオッケー。実際の火災だとそんなことやってられないって思うのです(笑
by j-taro (2013-01-17 09:03)