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テックGP その3 [出来事]

さて、決選の朝を迎え緊張しながら会場入りしました。

ブルーのツナギに着替え、2組に分かれて競技をする事になりました。

僕は、実技競技から接客競技の順番で行うグループで、もう一つのクループがその逆の順番でやる段取りです。

さて、実技競技ですが、あらかじめ競技車両は知らされておりました。 250ccのビックスクーター、マグザムです。

会場には、リフトに車両が乗せられた状態で置かれています。衝立で仕切られており、お互いの作業が

見えないようになっていますが、おなじ空間ですからオトが聞こえるワケです。コレが曲者。

入庫車両のストーリーを渡され、どういう状況かを知ったうえで作業を進めるのですが…

沢山のワナ(故障個所)が仕掛けられており、エンジンかかりません。セルすら回りません。

ひとつひとつクリアしていくと最終的にエンジンがかかるようになるのですが、それ以外にもワナが仕掛けられて

いますから、それも見落とすコトなく作業していきます。制限時間内に、正しい手順で見落とすコトなく不具合を

修復し、そのうえで綺麗な作業や、出来栄えを求められる…大雑把に言えばそんな競技です。

ココで、先ほどの「オト」と制限時間がプレッシャーになって襲いかかってきます。

そう、周りでセルが回り始め、エンジンの始動する音が聞こえてきて…これは相当なプレッシャーです。

幸い、最初に始動まで行き着いたので、プレッシャーを感じるコトなく作業を進めるコトが出来たのですが…

逆の立場だったら、暑い中、制限時間も気になるし、冷静でいられたかどうか…

「故障個所の数」がわかっていたら、まだイイんでしょうけど、それもわからないとなると、ホントに焦りますよね。

また、不具合箇所を見付けるに至った経緯も採点の対象らしいので、闇雲に進めてもダメなんです。

思い出して書いてるだけで…意地悪な問題だったなぁと思いますね(笑)

さて、接客競技に続く! 


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コメント 7

まえまえ

>幸い、最初に始動まで行き着いた…
流石ですね〜
音のプレッシャーは思った以上に堪えるでしょう
それで焦って見逃して… 出題者の思う壺ですね;^_^A
接客編も罠が一杯でしょうか???
by まえまえ (2013-01-04 07:33) 

HIRO

こんにちは。
 < 実技競技から接客競技の順番で

こういう順番も大事ですね。

それにしても、レースの予選時間中のトラブル対応みたいな…(凄)
by HIRO (2013-01-04 12:02) 

j-taro

スクーターだと、見落としてもう一度アクセスするにも、カウルの取り外しで難儀しそうですね(^^;
知識も必要ですが、自分が蓄えた経験が一番なのかなぁ。
by j-taro (2013-01-04 18:25) 

Yubo

□ まえまえさん
nice!ありがとうございます。
一体、何か所仕掛けがあるんだ?と思いながら始動を目指すんですが、
始動出来たら、余裕出ちゃいます。別の選手に、はじめにかけられて
焦ったと言われました。
by Yubo (2013-01-05 19:47) 

Yubo

□ HIROさん
nice!ありがとうございます。
実技から始められたのは、僕は気持ちの上で良かったです。
この辺は運まかせですけどね。
>レースの予選時間中のトラブル対応みたい
まさに、あんな感じで鬼気迫る勢いで進めていました。
by Yubo (2013-01-05 19:51) 

Yubo

□ j-taroさん
nice!ありがとうございます。
マグザムは、比較的アクセスしやすい車両で助かりました。
テスト車両はかなり前に発表されているので、実際に触れて練習出来れば
有利ですね。
by Yubo (2013-01-05 19:55) 

Yubo

□ pittsさん
nice!ありがとうございます。
by Yubo (2013-01-05 19:56) 

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