水没… [修理]
いよいよと言いますか…津波で水没したマシンのメンテナンスが始まりました。
水没したマシンを診るコトは、今までもありましたが、海水というのは珍しい。
川に落ちたとかいうのはあるんですけど…
今回の場合は長時間海水に浸かっているコトが考えられますし、車体が海水に沈むくらいの
水位も考えると、修理が軽く済むコトは…考えにくいです。
今日診たケースは、配線のトラブルだったのですけれど、カプラの中の端子が腐食して、接触
不良を起こしておりました。
融雪剤にさらされるこの地方では珍しくないのですが、ほぼ新車に近い状態での発生はまず
見かけません。やはり塩分が影響してるのでしょうか…
エンジン内部にまで水が浸入するコトも、少なく無いと思いますので、あまり長期にわたり放置
したくないトコロなのですが、この状況では致し方ないのかな…
エンジンや、車体、サスペンション、電送系などなど、隅々まで水は入り込みます。
全てを分解、クリーニングしてベアリング関係を交換して…使えるモノを再利用したとしても、その
修理代は、車両の価値に近いモノになると思われます。
生活にもお金のかかるこの時期に、かなりの痛手だろうと思います。
バイクを手放す、降りる選択をされる方も多いでしょう。
バイクは、趣味性が高い品物でありますから…苦渋の選択と思います。
コトが大きすぎて、何が出来るかわからない部分もあるのですが…
メンテナンスによって、手助け出来るコトがあれば…考えてやっていこうと思っています。
こんにちは。
水没(しかも海水)って考えただけでも困難な状況ですね。
メンテナンスで甦るマシン達が数多い事を祈っています。
by HIRO (2011-03-26 22:09)
■ rascalさん
nice!ありがとうございます。
■ HIROさん
nice!ありがとうございます。
海水って、ホント思った以上に各部を痛めてくれます…
始動チェックをするにも、思わぬ短絡箇所があるかもしれないので、
注意が必要です。
■ のらねこさん
nice!ありがとうございます。
■ まえまえさん
nice!ありがとうございます。
■ カズーさん
nice!ありがとうございます。
■ キムキムさん
nice!ありがとうございます。
by Yubo (2011-04-07 01:32)