水没… [修理]
いよいよと言いますか…津波で水没したマシンのメンテナンスが始まりました。
水没したマシンを診るコトは、今までもありましたが、海水というのは珍しい。
川に落ちたとかいうのはあるんですけど…
今回の場合は長時間海水に浸かっているコトが考えられますし、車体が海水に沈むくらいの
水位も考えると、修理が軽く済むコトは…考えにくいです。
今日診たケースは、配線のトラブルだったのですけれど、カプラの中の端子が腐食して、接触
不良を起こしておりました。
融雪剤にさらされるこの地方では珍しくないのですが、ほぼ新車に近い状態での発生はまず
見かけません。やはり塩分が影響してるのでしょうか…
エンジン内部にまで水が浸入するコトも、少なく無いと思いますので、あまり長期にわたり放置
したくないトコロなのですが、この状況では致し方ないのかな…
エンジンや、車体、サスペンション、電送系などなど、隅々まで水は入り込みます。
全てを分解、クリーニングしてベアリング関係を交換して…使えるモノを再利用したとしても、その
修理代は、車両の価値に近いモノになると思われます。
生活にもお金のかかるこの時期に、かなりの痛手だろうと思います。
バイクを手放す、降りる選択をされる方も多いでしょう。
バイクは、趣味性が高い品物でありますから…苦渋の選択と思います。
コトが大きすぎて、何が出来るかわからない部分もあるのですが…
メンテナンスによって、手助け出来るコトがあれば…考えてやっていこうと思っています。
硬くなるラバー [修理]
寒いこの時期に多いトラブルと言えば、バッテリーとラバーパーツですね。
バッテリーは、外気温で放電が進んでしまうコトが多く、乗る機会も少なくなるので、
乗ろうとしたら、ジジ…てなコトが多いもの。
でも、バッテリーはおいといて…(汗)今日はもう一つの、ラバーパーツのお話です。
リムバンド [修理]
スポークホィールのタイヤを替える際に、ついでに診ておきたいリムバンド。
チューブを保護する目的があるのですが、古くなっても、そのまんまってケースを見かけます。
ガムテープで代用ってコトも…緊急なら仕方ないですが。